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関越道大事故

関越自動車道 谷川岳PA 下り

 

 その場所は 休憩の為の空間であるはずなのに そこだけ時間が止まっているようだった。

  

 多重追突事故で大破した車両が まるで展示物のように静かに置かれていた。

 

 赤と黄色のコーンは もはや警告ではなく墓標のようだ。

吹雪の中 静まり返った高速道路に漂うのは 事故直後の騒音ではなく 一瞬で日常が断ち切られた痕跡そのものだった。

 

 ここに置かれたその車両は ただの事故の残骸ではなく 次の事故を防ぐために残された 最後のメッセージなのだ。

 交通安全